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紅白のブラシの木──横浜・金沢自然公園と動物園

ブラシの木をはじめて見たのは十年近く前、横浜市金沢区の平潟湾に沿った遊歩道でのことだった。

burashi no ki hiragatawan

burashi no ki hiragatawan

burashi no ki hiragatawan

鮮紅色の花があざやかではあるし、なるほど、だれが見ても、これはブラシだ、と思う形をしていて、強く印象に残った。

ただし、百科事典を調べると、ブラシのように見えるものは、花ではなく、おしべが糸のようになっているのだという。花弁は5枚で、開花後、すぐに脱落する、と書かれている。がしかし、正直いって、どれが花弁かよくわからない。

burashi no ki hiragatawan
開きかけた蕾は絹糸そっくりに見える。花序の真ん中を枝が抜けて、つぎの葉を出すめずらしい木でもある。

burashi no ki hiragatawan

また、手元の百科事典二種と国語辞典は、いずれも「ブラッシノキ」という表記をとっている。ブラシは英語ではbrush、この音をカタカナにするならブラッシュというあたりだから、日本語のブラシと、英語の音訳のブラッシュの中間をとったようなぐあいである。それが自然と、日本語なまりのブラシへと落ち着いたのだろう。

近ごろは、めずらしい植物がめずらしいままでいることはめったになく、すぐにあちこちの家や公園や遊歩道で目にするようになる。ブラシの木もその後、何度も見た。

先日来ずっと書いている、金沢自然公園でも「ののはな館」(小博物館といった趣の施設)の近くに植えられていた。

そして、お隣の金沢動物園に移動し、コアラ舎に入ろうとしたら、こんな木があるのに気づいた。

burashi no ki kanazawa doubutsuen

ブラシの木に似ていると思い、札を見ると、やはりそう書いてあった。あとで百科事典を見たら、シロバナブラシの木というものもあると書かれていたので、たぶんそれなのだろう。

burashi no ki kanazawa doubutsuen

ブラシの木は原産地がオーストラリアだそうで、ユーカリの木と同じフトモモ(蒲桃)科に属す。金沢動物園は地域ごとに動物を分けているので、植生もそれぞれの土地を表すようにしてある。だから、オセアニア区にユーカリとともにブラシの木が植えられているのだろう。

burashi no ki kanazawa doubutsuen

burashi no ki kanazawa doubutsuen

小さな種が詰まった実は虫の卵のように見え、数年間、落ちずにとどまるのだそうだが、そういわれても、実を見た記憶がない。今度、よくたしかめてみる。
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コアラのサービス・ショットとウォンバットのスキル──金沢動物園オセアニア区

今日は雨でどこにも行けず、引きつづき五月二十五日の金沢動物園、今回はオセアニア区の動物たち。

休日になると金沢動物園は子どもたちでにぎわうが、彼らのお目当てナンバーワンは、当然、コアラだろう。われわれは平日に訪れたので、コアラ舎に居合わせたのはほんの数人だけだった。

ただし、窓の外は明るく、室内は照明なし、当然ながら、フラッシュ撮影は「ご遠慮ください」という悪条件。アクリルの窓の手前にある手すりにカメラを載せて、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、とにかくむやみに撮った。隣では一眼レフを手に、若い女性が悠々と手持ちで撮っていて、恥じ入ってしまった。明るいレンズには勝てない。

kamazawa zoo koala

「動作は緩慢」というが、動かないわけではなく、けっこういろいろなことをする。頭を動かされるとブレてしまうのだが。

kamazawa zoo koala

kamazawa zoo koala

足を組んだので、おお、サービス・ショットか、とシャッターを切った。

eucalyptus
もちろん、コアラが生きるにはぜったいに欠かせないユーカリの木もたくさん植えてある。

もう二十年近く以前のことだが、伊豆のシャボテン公園でウォンバットをはじめて見た。数匹がごろごろと怠惰に寝転がって、そのドテッとしたさまが気に入った。

kamazawa zoo common wombat

金沢動物園のオセアニア区には二頭のコモン・ウォンバットがいるそうだが、どこに行ったのか(穴掘りが得意だから、どこかにもぐったか)、この日は一頭しか見えなかった。

kamazawa zoo common wombat

kamazawa zoo common wombat
わかりにくいだろうが、この写真では右肢で掻いている。

器用に穴掘りをするそうだが、短いくせに、四肢を細かく動かして、体のあちこちを掻くのが愛嬌がある。犬猫は後肢でしか掻かないが、ウォンバットは前肢も使うのが面白い。いや、残念ながら、その写真は撮れなかったのだが。

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所詮、高嶺の花──金沢自然公園・動物園のホオノキとユリノキ

前回に引き続き、今回も横浜の金沢自然公園と金沢動物園について。今回は花を二種類である。

金沢自然公園には、朴の木(ホオノキ)があるのは以前から知っていたが、いままで花を見たことがなかった。一昨日、五月二十五日に行ったときは、幸い、花を見ることができた。

hooniki kanazawa shizenkouen

といっても、朴の木は高木なので、咲いているということがわかっただけにすぎず、よく見えたわけではない。

hooniki kanazawa shizenkouen

朴葉めし、朴葉寿司など、飯を包むのに使われるくらいで、葉も大きいが、花も大きく、この蕾はグレイプフルーツぐらいのサイズだった。

hooniki kanazawa shizenkouen

花の数が少なくて適当なものを見つくろうことはできず、開花したもので撮影できたのはこの花だけだった。なかがどうなっているかは知りようもない。

金沢自然公園に隣接する金沢動物園は、動物園とはいえ、植物も豊富で、自然公園にはないものも多い。動物園に入った最大の目的も、じつは動物ではなく、ユリノキだった。

kanazawa doubutsuen yurinoki no hana

ユリノキも高木で、しかも、場合によってはずいぶん高くなる。金沢動物園にはメタセコイアをはじめ、巨木が多く、ユリノキもみな背が高かった。木としてはそのほうが見栄えがいいのだが、ホオノキ同様、おかげでこちらも花を見るのはむずかしい。

kanazawa doubutsuen yurinoki no hana

これも高いところから見下ろして望遠で撮った。しかし、わたしのカメラは光学10倍ズームのコンパクト・ディジタル・カメラ、高いところからではこれで精いっぱい。つぎは、下から見上げた写真。

kanazawa doubutsuen yurinoki no hana

色も茶巾寿司のようだが、サイズもだいたいそれくらいで、かなり大きな花である。

kanazawa doubutsuen yurinoki no hana

10倍ズームでは力不足だなあ、コンパクトでもいいから、もっと倍率の高いものが欲しい、倍ぐらいだといいのだが、と思った日だった。

だが、よく考えると、20倍ズームになっても、地面からではやはり花のなかは見られない。自分の背の高さが10倍ズームしなくては意味がないのだ。

ユリノキは咲かない木も多く、近所には一度も開花しているのを見たことのないユリノキ並木がある。

都内では、皇居のお濠の桜田門のあたりにユリノキ並木があり、ここはみごとに開花しているのを見たことがある。いまごろ満開ではないだろうか。葉っぱが半被(はっぴ)のような形をしているので、すぐにそれとわかるだろう。

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レアなダーウィン・レアとアゲハチョウのメイティング──金沢自然公園と動物園

昨五月二十五日は横浜の金沢自然公園と動物園を訪れ、その後、天園ハイキングコースを通って鎌倉・瑞泉寺へと歩いた。

自然公園のほうは数え切れぬほど訪れているが、いままで動物園のほうには行ったことがなかった。昨日は、パートナーが久しぶりにユリノキの花が見たいというので、園内のユリノキが見ごろだという動物園のほうも入ってみた。

自然公園は無料だが、動物園は500円の入園料がかかる。しかし、広い園内の植物と動物を眺めながらゆっくりと散策し、閉園間際までいて、これなら500円は安いものだと思った。むろん、入園料だけで維持できるはずのない施設で、やはり自治体は大きいほうが豊かだとよけいなことまで考えた。

金沢自然公園のほうは何度も訪れているので、なじみの木がたくさんあり、まず、そちらの様子をひととおり見てまわった。

ほんとうは満開の栴檀(せんだん)を撮ろうと思ってカメラを向けたのだが、その上を飛んでいる蝶に気をとられた。

chouchou kanazawa shizen kouen

chouchou kanazawa shizen kouen

地上に出てきて羽化した蝶の命は数日間だそうだから、ほかのことをしている余裕はない、当然、これはメイティングなのだろう。三角関係をどうやって解消するのかと眺めていたら、話はさらに複雑になって来た。

chouchou kanazawa shizen kouen

これで2カップル、平和的に解決されるのか、あるいは、婿一人に花嫁三人というまずいパターンなのかと眺めていたら、さらにまた一羽。

chouchou kanazawa shizen kouen

蚊柱というのは多数の蚊が集まって、集団で交尾をしているところなのだそうだが、こいつは「蝶柱」が立つかと期待してしまった。むろん、そんな奇怪なことが起こるはずもなく、五羽が上限で、あとは減ったり増えたりしながら見えなくなった。

午後から動物園のほうに移動したが、とりあえず今日は、最初に出合ったこの愛嬌者を。

kanazawa doubutsuen no darwin's rhea

わたしははじめて見たが、これは「ダーウィン・レア」(Darwin's Rhea)という、ダチョウやエミューのような飛べない鳥である。

kanazawa doubutsuen no darwin's rhea

kanazawa doubutsuen no darwin's rhea

目に表情があって、なかなか可愛らしい。金沢動物園は、zooというより、wildlife conservatory=野生生物保護機関の色彩が強く、多くの稀少動物がいるが、ダーウィン・レアも準絶滅危惧種だという。

といっても、この記事のタイトルはちょっとインチキをした。ダーウィン・レアの「レア」は稀少の意味のrareではなく、Rhea、すなわちエミューのことである。英語としては「リア」という発音になるのではないだろうか。

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ツバメの夜更し九時四十四分

以前から、JR横須賀駅の構内をツバメが飛んでいるのが気になっていた。巣にいるところを見かけたら写真を撮ろうと思っていたのだが、今日は巣からちょっと離れたところで見かけた。

yokosuka eki no tsubame

暗いところで手持ちだったため、恐ろしくお粗末な写真で失礼。「大人の休日倶楽部」という広告の「人」と「の」のあいだの天井近くに、小さな点が見えるだろう。これが巣で、いちどだけ、ここにツバメがいるのを見かけたことがあるが、そのときはカメラをもっていなくて、いつか撮ろうと思いながら、そのチャンスがなかった。

今日も改札から出て振り返ったが、巣のところには見当たらず、今日もだめかと思ったが、巣ではないものの、すぐそばにいるのを見つけた。(つぎの写真のみクリックで拡大可能。)

yokosuka eki no tsubame

中心より左下、パイプのようなものが交叉したあたりにツバメがとまっている。眠っているわけではなく、しきりに身づくろいのようなことをしていた。時計を見ればおわかりのように、時刻は午後9時44分。本来ならもう眠っているだろう。

yokosuka eki no tsubame

yokosuka eki no tsubame

ツバメは、人間のそばにいれば天敵に襲われず、安全だから、いまのように人の集まる場所に巣を作るようになったといわれている。それはそのとおりだろうと思うが、もうひとつの理由は灯りではないだろうかと以前から思っていた。

Harvest Moonのお祝いというのがある。中秋の名月のようなものだ。あれがHarvest Moonと呼ばれるのは、収穫(harvest)の時季の満月なので、夜も煌々と明るく、日が落ちても農作業が続けられるからだそうだ。

多くの鳥が夏至をはさんだ時季に子育てをするのは、昼間の時間が長ければ、その分だけヒナの食べ物を多く確保できるからだといわれる。ツバメは、そのような習性の延長線上として、夜になっても明るい、人のいる場所で、夜間照明を利用して、さらにヒナのための食料を稼いでいるのかもしれない。

頭がいいなあ、と思ってから、残業を強いられて、過労死しないかと心配になった。この起きているけれど休んでいるツバメは、残業が嫌になってふてくされていたのかもしれない。

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