スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

青鷺

ツバメが代表的だが、人間のいる環境になじんで暮らしている鳥は意外に多い。わが家の周辺でよく見かけるのは、ムクドリ、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、そして当然、スズメとハト。

だが、大形の鳥はカラスとトビだけで、ほかのものはまず見かけることがない。と思ったのだが、わが家から30分ほど歩いた、海沿いの幹線道路に面した公園にこんな鳥がいた。

aosagi

aosagi

鳥にくわしいわけではないので百パーセントの自信はないが、たぶん青鷺だろう。何年か前に、となりの市に青鷺の大きなコロニーができて、樹木が大きな被害を受けたというから、わが町で見かけても仰天の意外事というほどではない。

とはいえ、ここは繁華街とはいわないまでも、すぐ向こうは幹線道路、付近には数軒の郊外型レストランやファースト・フードの店もあり、この公園は小さな池を中心にしたささやかなものだ。こんなところでまさか営巣はするまいという場所である。

まあ、池があるし、人影はないので、ちょっと立ち寄ってみたというところか、と思い、写真を数枚撮って、わたしは静かにその場を去った。

aosagi

あとから、サギが水辺を好むのはなぜだろう、と思った。魚を食べるからではないか? じゃあ、まずいだろうと思い、帰ってから百科事典で調べた。

ニッポニカの「サギ」のエントリーには、以下のように書かれていた。

「生息環境は、一般に川岸、湖畔、湿地、水田、海岸などを好み、一部の種が森林やサバンナにすむ。食性は完全に動物食である。大形種は、魚類、カエル、タニシ、甲殻類、昆虫類などのほかに、ヘビ、トカゲ、ネズミ、小鳥などもつつき殺して食べる。小形種は昆虫類を主食とし、小魚や小形のカエルも餌(えさ)とする」

「は」という助詞の使い方には広大な灰色領域があるが、それでもなお、これはやはりバッド・ライティングである。「生息環境としては」とすれば、「などを好み」との衝突、矛盾(「生息環境」は「好み」の主語ではないのに、形式上そうなっている)は緩和されるだろうが、校閲基準をきびしくするなら、「サギ類はその生息環境として」とするべきだろう。まあ、百科事典は悪文の一大宝庫と昔から相場は決まっているのだが。

変な日本語のおかげで脇道に入ってしまったが、ここで重要なのは、あの池には鯉が放してある、ということだ。メダカもいるが、そこまでは食べないかもしれない。だが、カエルもいるし、ザリガニもいる。そういうものを子どもに見せることを目的とした水辺小公園なのだ。そこにこんなプレデターが乗り込んで来ては、一大事である。

たまたま、どこかに移動する途中で、ひと気のない水辺に立ち寄っただけならいいのだが、腰を据えられたら、あんな小さな池の生態など壊滅状態に追い込まれるのではないだろうか?

幸い、あの公園は管理者がしじゅう手入れをし、巡回しているので、被害が出るようなら対策がとられると思う。だが、動植物について、どっちが加害者でどっちが被害者などと、簡単にはいえないことに気づき、気持はどちらにも進めない硬直状態になる。まったく、つまらない悩みをくれるサギだ!

aosagi
スポンサーサイト

テーマ : 散歩 - ジャンル : その他

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

Good Times

Author:Good Times

カウンター
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
このブログをリンクに追加する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。