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昭和戦前古建築散歩 「日比谷動物園」の記 大阪ビル1号館(内幸町) その1

ちょっと、イタヤカエデの紅葉に寄り道したものの、今日は再び内幸町の「日比谷動物園」こと大阪ビルの話に戻る。前回は跡地を見ていただいたが、今回は四半世紀前に撮影した、ありし日のすがたをご覧いただこう。さっそく、全景から。今日はどの写真も拡大できるようにしてあるので、クリックしてご覧あれ。

osaka building

ニコンの一眼レフを買って、最初に撮ったのが、この大阪ビルだったのだが、毎度、登場する岡崎師匠についてきていただいた。三脚と望遠レンズも師匠のもので、そのうえ、この全景写真をはじめ、大阪ビル1号館の写真はすべて師匠がファインダーを見て、シャッターを押したのだと記憶している。

とくに撮りたかったのは高いところにある装飾、とりわけブタの像だったので、三脚といい望遠レンズがないとどうにもならない。師匠同伴の「足慣らし」の撮影に、大阪ビルを選んだのは、それが理由だった。

装飾自体を見る前に、これからクロース・アップするものがどこにあるのかを把握していただきたい。

osaka building bubun
点々と粒のようなものが見えるが、この日の撮影の主たる被写体はこのつぶつぶだった。

この部分に望遠レンズを向けて見たのが下の写真。

osaka building

ちょっと位置が高すぎるので(このビルが竣工した昭和8年には、8階建てというのは「高層ビル」だった!)、通りがかる人の大部分は気づかないのだが、わたしが見上げると、つられて見上げる人がけっこういて、なんだあれは、という声が聞こえたりもした。若き村野藤吾が狙ったのも、たぶん、そういう反応なのだろう。

osaka building

osaka building

しかし、ブタや魔物の像も面白いが、こうして望遠レンズで撮った写真を見ると、肉眼ではわからなかった煉瓦の並べ方がじつに凝っていて、美しいことがよくわかる。下から見上げても、そういうことはわからなかったのだ。ちょっと、昔の帝国ホテルや、銀座のライオン・ビヤホール(現存、だと思う)の内部を連想させる。

そういうことがわかったのも、ふつうの人間にはとうてい買えない高価な望遠レンズを携えて、素人の遊びにつきあってくれた師匠のおかげだ。大阪ビルの写真を見ていると、もつべきものは友だなあ、とつくづく思う。ねえ、師匠?

大阪ビル1号館の写真はまだたくさんあるのだが、あれから四半世紀、フィルムの傷みがひどく、修復に手間取ってしまったため、残りは次回まわしとさせていただく。
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テーマ : 戦前の建築 - ジャンル : その他

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