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昭和戦前古建築散歩 「日比谷動物園」の記 大阪ビル(内幸町) その3


相変わらず、ポジ・フィルムの掃除と修復の時間を満足にとれないのだが、数枚だけ、まずまずのところまで掃除できたので、ふたたび大阪ビルにもどる。

1号館の写真はほぼすべて掲載したので、今回は2号館に移る。まずは全景をご覧いただこう。

osaka building 2

1号館は師匠の撮影だが、こちらは見るからにわたしの撮影である。変な傾き方をしているので、わたしが手持ちで撮ったものだとすぐにわかってしまう! おそらく、1号館の撮影とはべつの日にひとりで出向いたのだろう。

上階のほうには動物も魔物もいないのだが、こちらは1階の外壁に動物が並んでいた。

osaka building 2

羽があるのだから、なにか鳥なのだろうが、それ以上のことはさっぱりわからない。

osaka building 2

こちらは猫に見えるが、背中に翼のようなものがあって、わけがわからなくなる。右下に草かなにかがあしらわれているので、猫の背中もなにか植物のつもりだろうか。翼にしても変だし、葉っぱにしても奇妙な位置とデザインで、昔から不可解に思っていたが、改めて眺めても、やっぱり変!

osaka building 2

最初に見たとき、これはイソップ物語の酸っぱい葡萄なのだろうと思った。でも、それは早計だったらしい。

まず第一に、酸っぱい葡萄の物語に出てくるのはキツネだが、この石板の動物は、キツネというより、イタチか貂のように見える(そちらのほうがお好みなら、フェレットといってもいいが)。

それから、酸っぱい葡萄の物語のポイントは、キツネが葡萄を取れず、どうせあんなものは酸っぱいにちがいないと負け惜しみをいうところにあり、そうでなければ、sour grapeという言い回しが成立しない。でも、この石板の動物は、しっかり葡萄に手が届いているではないか。

これはきっと「甘い葡萄」という、反イソップ物語をかたどったものなのだろう!


もう数枚、大阪ビル2号館の写真があるので、次回はそれを掃除してお見せする心づもりなり。
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