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昭和戦前古建築散歩 四段分のきどり 魚射商事(日本橋小網町)

小品建築シリーズ、今回もまたボンヤリとした記憶しかない木造二階建て、日本橋小網町から水天宮に向かう通りにあった建物。

といっても、前回の本山商店同様、フィルム・マウントには「?」がついていて、これまた確認はできなかったことになる。

正確には、マウントには「森友通商or小林金物店」と書いてあるので、同じ、または近接した番地に二つの似たようなデータの建物があったのだろう。建物の造りから、金物店より、オフィスにふさわしいと思えるので、「森友通商」なのだろうと思う。

日本橋小網町 不明建物

この建物もなんとも心惹かれる。通りよりもちょっとだけ入口を高くするのは、日本的な造りではない。日本の習慣では、高いといっても、石段ひとつだ。

だが、この建物は四段の階段を入口につけ、その分だけ、建物全体を高くしている。『日本近代建築総覧』の記述では、大正末年の竣工となっているが、この四段が、あの時代としては、ちょっとしたきどりだったのだろうと想像する。じつに可愛いきどりだ。

ここに住まわせてくれるといわれたら、喜んで間借りさせてもらいたいぐらいだ。町中に生まれ育ったので、どちらかというと、住宅地にある、いかにも住宅然とした建物より、階下ではなにか商売をしているような建物のほうが、住み心地が良さそうに感じる。こういう古くてガタのきた建物をすこしずつ手入れしながら暮らせたらと夢想する。


2010年1月追記

お客様の流一さんにご教示いただいた、中村庸二作品集のおかげで、当初を想定していた「森友通商」ではないとわかったが、アイデンティファイはできなかった。「小林金物店」なのだろうか?

2010年2月さらに追記
たったいま、流一さんのブログを拝見していて、この建物は「魚射商事」という名だと判明。背景情報などについては、流一さんのブログの該当ページを参照されたし。
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